8月21日 に倉敷市内の小学軟式野球チームが揃って倉敷市長杯の抽選会がありました。
そこで「投球動作に対するコンディショニング」というテーマで小学生、各チームの監督、コーチ、保護者の方の前で講演会をさせて頂きました。
会場も広く、100人を超える人数の前でお話をする事が初めての経験で、とても緊張して頭が真っ白になりそうでした(笑)
内容は肩と肘に関するセルフチェック、セルフコンディショニングについて、実技を交えながら行いました。9つのチェックポイントを用意して、みんなで行ったところ、チェックに引っかかった選手に肩、肘の痛みの有無について聞いてみると、今現在痛い子、または過去に痛くなった子でした。
投球動作で肩と肘にかかるストレスは、かなり大きなものを占めてきます。特に小学生はまだ骨も完全には完成されておらず、軟骨を損傷するケースが多いです。病院などで定期的に検査をする事が大切になってきますが、その前に
「セルフで毎日身体の状態をチェックをして、セルフでケアをする」
自分の身体の事は、自分が一番良く知っているからです。大きな怪我をする前に、予防を大切にしてもらいたいです。
「良い選手は、怪我をしない選手」
初対面のスポーツ選手に私が指導する時は必ず聞く言葉です。
この言葉は私が目標にしているトレーナーの方の口癖です。野球が上手い選手でも、怪我で試合に出れないと意味がありません。日頃のケア、自己管理が一番の怪我予防なのです。
この度は私自身とてもいい経験になりました。一人でも多くの野球少年が、怪我なく楽しい野球をしてもらえたら幸いです。
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